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平成 4年12月第276回定例会−12月09日-01号

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  1. 鯖江市議会 1992-12-09
    平成 4年12月第276回定例会−12月09日-01号


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    最終取得日: 2021-05-21
    平成 4年12月第276回定例会−12月09日-01号平成 4年12月第276回定例会         第276回鯖江市議会定例会議事日程(第1号)         平成4年12月9日(水)午前10時開会 第1.会議録署名議員の指名 第2.会期の決定 第3.諸般の報告 第4.議案第74号 平成4年度鯖江一般会計補正予算(第4号) 第5.議案第75号 平成4年度鯖江国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第6.議案第76号 平成4年度鯖江老人保健特別会計補正予算(第1号) 第7.議案第77号 平成4年度鯖江下水道事業特別会計補正予算(第4号) 第8.議案第78号 平成4年度鯖江水道事業会計補正予算(第2号) 第9.議案第79号 鯖江教育委員会教育長給与および旅費等に関する条例の一部改正について 第10.議案第80号 鯖江一般職職員給与に関する条例の一部改正について 第11.議案第81号 鯖江企業職員給与の種類および基準に関する条例の一部改正について 第12.議案第82号 市道路線の認定および廃止について 第13.議案第83号 鯖江鯖江東小学校屋内運動場改築工事本体工事請負契約の締結について 第14.報告第11号 専決処分報告について(交通事故に係る損害賠償額決定および和解) 第15.市会案第10号 道路特定財源充実強化に関する意見書について
            第276回鯖江市議会定例会議事日程(第2号)         平成4年12月15日(火)午前10時開議 第1.陳情の受理 第2.議案第74号 平成4年度鯖江一般会計補正予算(第4号)ほか10件に対する質疑 第3.一般質問         第276回鯖江市議会定例会議事日程(第3号)         平成4年12月16日(水)午前10時開議 第1.一般質問         第276回鯖江市議会定例会議事日程(第4号)         平成4年12月22日(火)午前10時開議 第1.諸般の報告 第2.陳情の審査結果    陳情第4号 “海の日”祝日化実現のための決議または意見書について(継続審査)                                      総務    陳情第7号 2兆円規摸の所得減税政策減税を求める意見書について                                      総務    陳情第8号 義歯に対する歯科保険医療制度の改善を要望する意見書について                                    教育民生    陳情第9号 民間保育園人件費補助の増額について                                    教育民生 第3.議案の審査結果    議案第74号 平成4年度鯖江一般会計補正予算(第4号)                             総務・建設・経企・教民    議案第75号 平成4年度鯖江国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)                                    教育民生    議案第76号 平成4年度鯖江老人保健特別会計補正予算(第1号)                                    教育民生    議案第77号 平成4年度鯖江下水道事業特別会計補正予算(第4号)                                    経済企業    議案第78号 平成4年度鯖江水道事業会計補正予算(第2号)                                    経済企業    議案第79号 鯖江教育委員会教育長給与および旅費等に関する条例の一部改正について                                      総務    議案第80号 鯖江一般職職員給与に関する条例の一部改正について                                      総務    議案第81号 鯖江企業職員給与の種類および基準に関する条例の一部改正について                                      総務    議案第82号 市道路線の認定および廃止について                                      建設    議案第83号 鯖江鯖江東小学校屋内運動場改築工事本体工事請負契約の締結について                                    教育民生 第4.議案第84号 鯖江教育委員会委員の任命について 第5.市会案第11号 2兆円規模の所得減税政策減税を求める意見書について 第6.市会案第12号 米市場開放断固阻止に関する意見書について 平成4年12月第276回鯖江市議会定例会                              (H4.12.15)                  陳情文書表 陳情第7号 受付年月日  4.11.30 件名     2兆円規模の所得減税政策減税を求める意見書について 陳情者    日本労働組合連合会 福井県連合会 会長 花澤和實 付託委員会  総務 (要 旨)  バブル経済崩壊のあと、日本経済は1年近くも低迷しており、まだそこからの脱出の糸口が見出されていない現状である。  国民生活の安定と経済成長のためには、国民の購買力をたかめ、個人消費の拡大を図ることが最も効果的であり、ついては、下記のとおり2兆円規模の所得減税政策減税を求める意見書関係行政庁に提出されたい。                    記 1.課税最低限引き上げ等による所得減税を実施すること。 2.財形貯蓄高齢者等預貯金利子非課税限度額を引き上げること。 陳情第8号 受付年月日  4.12.4 件名     義歯に対する歯科保険医療制度の改善を要望する意見書について 陳情者    福井県保険医協会 会長 西野慎吾 他10名 付託委員会  教育民生 (要 旨)  総入れ歯部分入れ歯を1,000万人の人々が使用しているが、残念ながら不満足に思っている人が多い。  というのも、現行の保険制度による義歯については、制作工程や調整に対する診療報酬が極めて不備・不充分で(保険では2回目以降の調整の費用は、1回270円の再診料のみ)、患者の納得のいく「よい入れ歯」を時間をかけて作れば作るほど不採算となることがあり、また関連して歯科技工士入れ歯の仕事では生活が苦しいので転職者が増え、技工士学校入学希望者も全国的に減ってきている。  ついては、歯科医技工士が充分その技術を発揮でき、患者の要望に真に応えられるような診療報酬制度になるよう意見書関係行政庁に提出されたい。 陳情第9号 受付年月日  4.12.7 件名     民間保育園人件費補助の増額について 陳情者    鯖江民間保育園連盟 会長 玉前晃照 他10名 付託委員会  教育民生 (要 旨)  民間保育園では、社会のニーズに応えて、長時間および延長保育障害児保育学童保育等々の事業を行ってきているが、事業遂行上、要員確保が急務である。  ついては、新任保母(1人分)の人件費への補助を現在の1/4から3/4に増額をお願いしたい。                   第276回鯖江市議会定例会会議録   …………………………………………………………………………………………………………………………………               平成4年12月9日(水曜日)午前10時26分開会   …………………………………………………………………………………………………………………………………   〇出席議員(24人)            1 番  橋本勇                         2 番  玉邑哲雄                         3 番  高島哲夫
                            4 番  吉田寿幸                         6 番  牧野清治                         7 番  山本利春                         8 番  菅原義信                         9 番  大森松栄                         10番  島川一男                         11番  橋本常夫                         12番  岩野甚四郎                         13番  田中実                         15番  吉村慶治                         16番  佐々木治                         17番  宮下善隆                         18番  山口導治                         19番  増田光                         20番  田中敏幸                         22番  服部辰男                         23番  平野佳宥                         24番  福岡善信                         26番  青山幸治                         27番  松村憲正                         28番  大艸清   …………………………………………………………………………………………………………………………………   〇欠席議員(3人)             14番  笹川希                         21番  福田敏夫                         25番  佐々木左市   …………………………………………………………………………………………………………………………………   〇説明のため出席したもの   市長          西沢省三                  収入役         藤本武司                  市長室長        飛田文夫                  総務部長        竹内武                  民生部長        吉田勇治                  産業部長        浅野勲                  建設部長        赤田正実                  水道部長        川端昭栄                  世界体操部長      斉藤辰夫                  鯖江広域衛生施設組合事務局長                              清水武士                  消防長         青山隆夫   …………………………………………………………………………………………………………………………………   〇説明補助者として出席したもの                  総務部次長       壬生和男                  民生部次長       竹腰巧                  産業部次長       古村正史                  建設部次長       吉末勲                  水道部次長       岩佐満治                  秘書課長        小林美智雄                  財務課長        惣宇利尚                  教育委員会次長     一力光男                  監査事務局長      福岡寿彦   …………………………………………………………………………………………………………………………………   〇職務のため出席したもの                  議会事務局長      三舛畑慶夫                  議会事務局次長     手鹿忠昭                  議会事務局主幹     堀広明                  議会事務局係長     米田康宏                  議会事務局係長     岩壁範幸                     開会 午前10時26分 ○副議長田中敏幸君) ただいまより第276回鯖江市議会定例会を開会いたします。  本日の議事日程はお手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。   ………………………………………………………………………………………………………………………………… △日程第1.会議録署名議員の指名 ○副議長田中敏幸君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第79条の規定により、本定例会会議録署名議員に、4番 吉田寿幸君、6番 牧野清治君、7番 山本利春君、以上3名を指名いたします。   ………………………………………………………………………………………………………………………………… △日程第2.会期の決定 ○副議長田中敏幸君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  11月16日および本日、議会運営委員会が開かれておりますので、その結果について、議会運営委員長から報告を求めます。  9番、大森松栄君。   〇9番(大森松栄君)登壇 ◎9番(大森松栄君) 第276回12月定例会の運営について、11月16日および本日と、2回にわたって委員会を開催いたしましたので、その審議の結果をご報告申し上げます。  今議会に付議されます案件は、議案10件、報告1件、市会案1件であります。  なお、会期中に議案1件、陳情3件が追加提出される予定であります。そこで、これら案件の審査に要します日程でありますが、本日は、市長所信表明並びに議案に対する提案理由の説明が行われた後、先議を要する道路特定財源充実強化に関する意見書についての市会案の議決をする運びをいたしております。明10日から14日まては休会といたします。15日および16日は本会議を開いて、質疑、代表と一般質問を行い、17日は、本会議予備日といたします。代表と一般質問発言通告書の提出は、11日午前12時までといたします。  委員会の審査は、18日および19日に行うこととし、21日を予備日といたしました。22日を最終日として、本会議を開き、各委員長の審査結果の報告があり、採決となるわけでありますが、当日、人事案件1件が追加提案されます。  以上のとおり、会期は、本日から22日までの14日間とすることで、意見の一致を見た次第でありますが、本委員会決定どおり議員各位のご賛同とご協力をお願いいたしまして、報告といたします。 ○副議長田中敏幸君) お諮りいたします。  本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、本日から12月22日までの14日間にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長田中敏幸君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は14日間と決しました。   ………………………………………………………………………………………………………………………………… △日程第3.諸般の報告 ○副議長田中敏幸君) 日程第3、諸般の報告を行います。  お手元に配付してあります議会報告(第4号)をもって報告といたします。   ………………………………………………………………………………………………………………………………… △日程第4.議案第74号 平成4年度鯖江一般会計補正予算(第4号)から日程第14.報告第11号 専決処分報告について(交通事故に係る損害賠償額決定および和解)について ○副議長田中敏幸君) 日程第4、議案第74号 平成4年度鯖江一般会計補正予算(第4号)から、日程第14、報告第11号 専決処分報告について(交通事故に係る損害賠償額決定および和解)についてまで、以上11件を一括議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。  市長、西沢君。   〇市長西沢省三君)登壇 ◎市長西沢省三君) 本日ここに、第276回鯖江市議会定例会が開催されるに当たり、市政の状況につきまして、ご報告申し上げますとともに、提案いたしました平成4年度一般会計補正予算等の概要につきまして、ご説明申し上げます。  まずはじめに、去る11月6日急逝されました鯖江名誉市民であります、元鯖江市長福島文右衛門氏のご逝去を悼み、ここに慎んで哀悼の意を捧げます。  故福島元市長は、若いころから幅広く地元産業界で活躍され、昭和33年1月には、初代若泉市長のあとを継がれ、二代目市長としてご就任され、5期20年間の永きにわたり、市政発展のためにご尽力されました。  この間、卓越した指導力と高い識見とで、諸問題に精力的に取り組まれ、現在の健全で活力のある福井県の中核都市としての鯖江市の基盤を築かれました。市政発展への貢献、功績はまことに大であります。  ここに氏のありし日を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げる次第であります。  さて、1995年世界体操競技選手権鯖江大会関係でありますが、組織委員会において決定をいたしました大会のシンボルマーク、マスコットキャラクターおよびスローガンについて、11月4日に東京と鯖江市において、同時に記者発表が行われたところであります。  いずれも国際的な体操競技大会にふさわしいシンプルで力強く、伸びやかなイメージのものでありまして、今後これらを利用して、国内はもとより、全世界に向けて情報を発信し、大会と併せて鯖江市のPRに努めてまいりたいと存じます。  また、マスコットキャラクターにつきましては、全国的にネーミングの募集を行っておりまして、現在、既に全国各地から3,700余の応募をいただいております。今後は、各専門部会において、大会の具体的作業が進められますが、開催市といたしましても、問題点もいろいろありますが、主会場を中心とする周辺整備など、関連事業を積極的に進めてまいりたいと存じます。
     次に、地方拠点都市についてでありますが、国では多極分散化の促進と、地方の活性化を目的とした「地方拠点都市地域の整備および産業業務施設の再配備の促進に関する法律」の基本的な方針を10月13日に示されました。  これを受けまして、本県におきましては、11月11日、県内の候補地として、丹南地域を選定し、国に申請されたところであります。  今後の日程では、近々、第一次指定地域決定されると聞いておりますが、21世紀に通用する都市基盤の整備のためにも、丹南地域が指定されますよう、努力してまいりたいと存じます。  先の議会で、平成5年1月から、市役所では週休2日制の実施に伴い、毎週土曜日を閉庁とすることをご決議いただいたところでありますが、市民のサービス向上を図るため、嚮陽会館内へ「市民サービスコーナー」を設置し、土曜日、日曜日の休日にも印鑑証明書住民票の写などの交付を行ってまいりたいと存じます。  また、本年も降雪期を迎えました。市では、例年どおり、12月1日から市役所内に雪害対策本部を設置をいたしました。  ここ数年は降雪量は少ない年が続いておりますが、本年の予報によりますと、降雪量は平年並みと伺っておりますが、1、2月には一時的に大雪になるおそれもあるとのことであります。冬期間道路交通の確保と、市民生活の安定のため、関係機関と緊密な連携をとり、万全を期したいと存じます。  それでは、今回ご提案いたしました議案10件および報告1件につきまして、ご説明申し上げます。  初めに、議案第74号から議案第78号まで、補正予算の概要について、ご説明申し上げます。  今回の補正は、人事院勧告に準じ、職員給与の改定を行うための経費が中心であり、補正額は、一般会計で2億300万円、特別会計で1億9,668万円、企業会計で1,400万円、合計4億1,368万円の追加と相なった次第であります。  以下、給与費以外の歳出の主なものについて申し上げます。  まず、一般会計総務費につきましては、財産管理費に803万円を計上、消防費の1,517万円と併せまして、庁舎改築実施設計に着手することといたしました。  また、教育費では、文化センター費に2,200万を計上、吹奏楽器の整備を図ってまいる所存であります。  次に、国民健康保険事業につきましては、退職被保険者等療養給付費の増加に伴う所要額の追加、老人保健関係では、前年度の老人保健交付金精算金1,207万円などを、それぞれ措置をいたしました。  下水道事業では、東工汚水中継所補修改良費に6,275万円を計上いたしましたほか、8号線バイパス関連下水道環境整備などに3,093万円を追加、これに伴い、上水道事業費でも1,400万円を計上いたしました。  次に、これら補正の財源といたしましては、市税の調定増に伴い、1億2,300万円を見込みましたほか、地方交付税4,800万円、その他歳出額に見合う額をそれぞれ計上いたした次第であります。  次に、議案第79号から議案第83号までの条例の一部改正等、並びに報告1件につきまして、ご説明申し上げます。  議案第79号は、人事院勧告に基づく一般職員給与改定に伴い、これとの均衡を図るため、教育長給与について、所要の改正をしようとするものであります。  次の、議案第80号は、人事院勧告に基づく一般職国家公務員給与改定に伴い、これに準じ、鯖江一般職職員給与に関する条例について、所要の改正をしようとするものであります。  また、議案第81号は、人事院勧告に基づく扶養手当対象要件の一部改定に伴い、企業職員についても、これに準じ、所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第82号は、市道の整備を図るため、新たな路線の認定および廃止について、議会の議決を求めるものであります。  次の議案第83号は、鯖江東小学校屋内運動場改築工事本体工事)の請負契約の締結についてであります。  去る12月1日指名入札を行いました結果、お手元の資料のとおり落札いたしましたので、工事請負契約を締結しようとするものであります。  また、報告第11号は、交通事故に係る損害賠償額決定および和解をいたすために専決処分を行いましたので、ご報告申し上げるものであります。  以上、補正予算の概要、条例の一部改正、その他の議案等につきまして、ご説明申し上げましたが、なお細部につきましては、資料をごらん願い、ご質問に応じ、私または関係部長からお答え申し上げたいと存じます。  何とぞ慎重にご審議くださいまして、妥当なご決議を賜りますようにお願いを申し上げます。 ○副議長田中敏幸君) なお、この際、理事者から議案細部説明をいたしたい旨の申し出がありますので、全員協議会を開きたいと思います。  休憩をいたします。                     休憩 午前10時41分                     再開 午後 3時09分 ○副議長田中敏幸君) 再開いたします。   ………………………………………………………………………………………………………………………………… △日程第15.市会案第10号 道路特定財源充実強化に関する意見書について ○副議長田中敏幸君) 日程第15、市会案第10号 道路特定財源充実強化に関する意見書についてを議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。  16番、佐々木 治君。   〇16番(佐々木 治君)登壇 ◎16番(佐々木治君) 市会案第10号、道路特定財源充実強化に関する意見書でございますが、これは、先の議会の、第11次道路整備5箇年計画の76兆円の規模の意見書をいただいたわけでございますが、これらに要する財源不足が3兆4,000億ということでございまして、今後の高齢化社会に向けての、いわゆる社会資本の充実、あるいは、430兆円という公共投資をしていかなければならない対外的な公約等、いろいろありまして、こういった財源措置をどこに求めるかということで、揮発油税、軽油引取税等の暫定税率を上げよというような提案、意見書のことでございまして、その提案理由の説明を朗読をもって説明に代えさせていただきたいと思います。               道路特定財源充実強化に関する意見書  道路整備の促進は、地域の活性化と豊かな生活を実現するための緊急の課題であり、今後、高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備を強力に推進し、道路交通の安全、環境と調和したゆとりある生活の実現、一極集中の是正による活力ある地域社会の形成を図る必要がある。  よって、政府におかれては、道路整備の重要性を深く認識され、平成5年度を初年度とする第11次道路整備5箇年計画の総投資規模76兆円を満額確保し、計画の確実な実行を図るため、揮発油税、軽油引取税の暫定税率を引き上げ、道路特定財源を充実、強化するよう、強く要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。  平成4年12月9日                              鯖江議会  なお、この提出先につきましては、内閣総理大臣、大蔵大臣、経済企画庁長官、建設大臣、自治大臣あてでございます。  以上でございますので、皆様方のご賛同をよろしくお願いをいたします。  以上。 ○副議長田中敏幸君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。  18番、山口君。 ◆18番(山口導治君) 聴取不能。 ○副議長田中敏幸君) 16番、佐々木君。 ◎16番(佐々木治君) 山口議員さん、私どもの建設委員であります。また、昨日、こういう意見書を出すということで協議会をしました。今あなたから、本会議でこのように質問が出たことに、いささか私は不本意な立場、なぜ昨日そういった質問を十分審議進めていただけなかったかなと、その点、残念に思うわけでございます。  私も聞いている範囲でございますけれども、いわゆる揮発油税は、現行の45円60銭から5円のアップ、また、軽油引取税は、現行24円30銭というようなことですけれども、10円、これもあくまで私は今のところは暫定ではないかというふうに考えておるわけでございます。  また、諸般の情勢等もあるんですけれども、これは、私どもの景気等のいろいろな状況を十分把握した上で、これも事業遂行の中で、やむを得ん措置であるというふうに、意見のある程度一致を見たわけで、こういった意見書の提出をさせていただいたわけでございます。  以上です。 ○副議長田中敏幸君) ほかに。  10番、島川君。 ◆10番(島川一男君) 私もまだ、議会のこういう議会運営の進め方、まだ十分取得しておりませんので、その点からひとつお伺いをしたいと思うんです。  要するに、従来、今日までにこの種の提案がされる場合に、それぞれ一応本会議を開きまして、その場で委員会委託というような形の中で、それによって委員会というような形の中で審議をされて、こういう市会案というものが再度正式に提出されてきているというのしか、私は覚えがないわけでございますけれども、その辺の今回のように、なるほど全協の場ではそういうような議論、説明はございましたけれども、今回のような、この種のというのが、方法としてあるのかないのか、まずその点をひとつ教えていただきたいと思います。 ○副議長田中敏幸君) 委員会の省略の問題は、また後ほどこの場で決するということになると思います。それで決すれば、本会議だけでやれるというふうに判断しております。そういう方法もあると思います。  ほかに。  13番、田中君。 ◆13番(田中実君) 先ほども、全協に、また議運におきましても、私が申し上げていることは、意見書提出そのものには反対はしておらないわけでございますけれども、ここに書かれている趣旨の中で、本当にもっとこのようなこと以外に、ここに書かれている一極集中の是正による活力とか、このようなことを書き上げながら、また、国が、大蔵省が考えている、そういうとこにまで介入しなくちゃならないのかどうか、そういうような文面でもって、ここに提出された、この前4段と、あとの文面を含めて、どのように委員長がお考えになって書かれたのか、お尋ねをいたします。 ○副議長田中敏幸君) 16番、佐々木君。 ◎16番(佐々木治君) これは、76兆円という5箇年計画の、これは意見書を出しているわけですね。やはりそれは、我々これにかける責任があるわけです。これに対して財源不足をどこで補うか、やはりそれが今諸般の暫定率を上げさせていただきたいということでございます。  それで一つ理解をしていただきたいと思います。  それでなければ、この計画を遂行するためには、3兆4,000億の財政不足を生じるということで、それだけの5円、あるいは10円の税率を上げれば、単年度で6,500億ですか、そういうのをかければ3兆円という、そういった財政、いわゆる予算を組めば、必ず根拠がなければならないわけでありますから、それは表裏一体で、どこかの財源措置をしなければならない、やはりそれだけの責任があるんじゃないかというふうに思いまして、この意見書を提出させていただいたわけでございます。  また、これは各地方自治体の要請も強く、国、県から緊急に上げていただきたいという強い要請もあってのことであります。  以上です。 ○副議長田中敏幸君) 13番、田中君。 ◆13番(田中実君) 今ほど質問いたしましたように、委員長自体は、財源措置をするためにこれだけのことを書き上げなくちゃならないと、このようにおっしゃっておりますけれども、先ほどから全協の中にも話が出ましたように、こういうような財源措置というものは、国が、また大蔵省が考える問題なんです。だから、私は、この意見書そのものよりも、西沢、あの立場では市長じゃなくして、道路何とかで、大竹福井市長とが出された、市町村の議長あての文面を見て、その中にこのことが書き上げられること自体は、これはその当事者として仕方がないんだと、こう考えておったわけです。ところが、今日見せていただいている意見書そのものも、全くその文面が同じなんですよ。西沢、これ市長と言うていいんかどうかわからないけど、道路の責任者として書かれた、その市町村の議長に出された文面ですね。だから私は、ここで書いてあるように、初めの4行を読んだときに、あくまでも、やはり一極集中の是正をするために、活力ある地域社会の形成を図ると。「よって」とここで書かれているんですけれども、その「よって」というところのとこから、政府におかれては書かれるなら、そこまで金額的なはじき方までも、この市会でやらなくちゃならないのかと、こういうことを私は不審に思うので、そこを納得いくようにお答えください。 ○副議長田中敏幸君) 16番、佐々木君。 ◎16番(佐々木治君) これは、一極集中の是正による活力、これは、あるこの財源措置をするために、ひとつのあれですね。まだいろいろあるんですね。例えばこの地元であれば、バイパス道路、あるいは高規格中部自動車高速道路とか、そういったいろんなものがあるわけです。また、対外的な公共投資といった約束もあるし、また、一般財源をあてにしてでも、御存じのように、景気の後退も今していますし、やはり、こういった一番手っとり早いというと、ちょっと適当な言葉ではないかも知れませんけれども、やはり道路財源は、こういったところで措置をした方がいいんじゃないかというふうに、私は理解しているんです。  以上です。 ○副議長田中敏幸君) 13番、田中君。 ◆13番(田中実君) このやりとりね、3問までしたら終わってしまうんです、残念ながら。だから、私自体は、これは、先ほども申し上げたように、道路の責任者として出されている、市町村議長に出された文面と全く同じなんですよ。一字一句も違ってないんですよ。そういうような書類を我々に提出しながら、お答えができないようなことでどうするんですか、委員長。ここに「よって政府におかれては、道路整備の重要性を深く確認をされ」と、これで通る問題じゃないの。そんな地方自治体が金額の、そういう76兆円がかかるから、満額これを確保してくれと、こういうことに対して私は何も申し上げません。してもらわなあかんのだから。それによって、計画の中でこのようなものをということで、先ほど、うちの同僚議員からもありましたように、酒、たばこなんかの税も引き上げというようなことがもう出てきているんです。メジロ押しにそういう引き上げがあらわれているときに、なぜこのような品目を与えながら、これ私、議会員、一般の人の中にも、石油の業者の人もいます。この人らがどんだけ反対しているかわからんと思います。そういうことを無視した中で、引き上げという言葉自体が私はたまらないわけなんですから。そういうようなこの文面を書かれるのに、ここに書かれた6人の方が知恵を絞られて書かれた文面じゃないんです。あくまでも道路責任者の西沢さんと大竹さんの書かれた一字一句間違いのないものを出しているわけなんですから、それでは私は納得できないということを申し上げていますので、その点について、いま一度お答えください。 ○副議長田中敏幸君) 16番、佐々木君。 ◎16番(佐々木治君) 文の構成とかというのは、田中議員さんのように、私ちょっと才能がないので、やはりこういった形でさせていただいたわけでございまして、またご批判があれば、それなりに研究したいと思いますけれども、これでひとつ提案させていただいた次第でございます。 ○副議長田中敏幸君) ほかに。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長田中敏幸君) ほかにないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております市会案第10号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議あり」と呼ぶ者あり) ○副議長田中敏幸君) ご異議がありますので、起立によって採決をいたします。  委員会の付託を省略することに賛成の諸君の起立を求めます。   (起立多数) ○副議長田中敏幸君) 起立多数であります。  よって、市会案第10号は、常任委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。  8番、菅原君。   〇8番(菅原義信君)登壇 ◆8番(菅原義信君) それでは、ただいま提案されました道路特定財源充実強化に関する意見書の採決に当たりまして、基本的にはこの提出の文面の問題、あるいは、ただいまの委員会の審査を省くということでありますけれども、そうした姿勢の問題について、一言反対の立場から意見を表明させていただきたいと思います。  今も質疑の中で幾つか意見が出されておりましたとおり、この意見書の中には大衆課税となる揮発油税、あるいは軽油引取税の税率を上げるということが文面として盛り込まれております。しかも、新聞報道等で見ますと、ガソリン税のうちの地方道路税、これが引き下げられるということであります。この分については、国から地方へ道路財源として渡される地方譲与税の部分でありまして、地方の財源にとっても、大変苦しくなるということが予想されるわけであります。そういうものを是認するような、今回の意見書提出については反対であります。反対の意見に対して、よろしくご賛同をお願い申し上げます。 ○副議長田中敏幸君) ほかに。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長田中敏幸君) ほかにないようですので、討論を終結いたします。  市会案第10号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (起立多数) ○副議長田中敏幸君) 起立多数であります。
     よって、市会案第10号は、原案のとおり可決されました。  ここで、山本議員から発言を求められておりますので、特に許可します。  7番、山本君。   (議長席に向かって、左側の一列目のマイク使用) ◆7番(山本利春君) 平成3年7月市議会議員選挙の際における選挙公報の経過誤記載については、学校名の読み違えをしたもので、この事実は、市民の方々、議員の皆様に対し、多大なるご迷惑をおかけしたことになり、その責任を痛感し、12月18日、委員会で、教育民生委員長を辞任させていただくようお願いいたしたいと思っているところであります。今後残された任期を市民の方々に、この償いをさせていただきます。心から陳謝申し上げます。 ○副議長田中敏幸君) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。次の本会議は、12月15日午前10時から再開し、議案に対する質疑並びに代表質問、一般質問を行います。本日はこれにて散会いたします。                     散会 午後3時35分...